【YouTube解説記事】制度改定で何が変わる?生き残る療育事業所の条件とは

こんにちは、ILLUMINATE代表の西村です。

今回のブログでは、YouTubeチャンネル「療育支援者の学校」で公開した動画【制度改正】令和8年制度改正で何が変わる?〜療育現場向け、改正のポイント〜の内容をもとに、さらに深堀りして解説していきます。

↓動画はこちら↓

この動画は、療育事業所の支援者・経営者の方向けに、私自身の視点から、令和8年(2026年)に予定されている制度改定のポイントと、今後求められる支援の方向性を解説したものです。

ブログではこの動画でお伝えした内容をベースにしつつ、「なぜこの改定が予定されているのか」、「現場としてどう備えるべきか」をさらに具体的に掘り下げます。

制度改定は「淘汰」の始まり

令和8年の制度改定は、通常3年ごとのサイクルから外れた臨時改定です。

これは単なる報酬改定ではなく、国の意志表示と捉えるべき内容です。

たとえば、2026年6月以降に適用される予定の「新設事業所への基本報酬の減額」。

これは一見、既存事業所には関係ないようにも見えますが、実は国が今後進めようとしている「選別と質の評価」による絞り込みの前兆です。

制度が変われば、求められる支援も変わる。

「うちのやり方は変えなくて大丈夫」では通用しない状況に入りました。

「質の高い療育」3つの条件

動画内でも触れましたが、今後生き残る事業所には明確な3つの特徴があります。

1. 画一的支援から「個別最適」へ

全員に同じSST、同じプログラム。

それだけでは「選ばれる」支援にはなりません。


その子にとって、なぜ今この支援をするのか?

つまり、個別性と科学的根拠のある支援が求められていくことが予想されます。

2. 支援を「言語化」できるか

「子どもが笑ってたから良かった」では、プロとしての説明になりません。

保護者にも行政にも伝わるよう、支援の意図と成果を、専門用語を使わずに説明できる力が必須になってきます。

3. 記録を「証明」に変える

実地指導や加算算定の場面では、記録こそが唯一の証拠です。

書くことを目的とせず、記録を見返すことで支援の精度を高めていく。

そんな「活きた記録」が今後の事業所に求められます。

療育は「個人の腕」から「チーム戦」へ

療育の現場が本当に力を発揮するのは、個人ではなくチームとして動けるときです。

  • 「あの先生がいないとわからない」状態からの脱却
  • 日々の雑談の中で支援観を共有する仕組みづくり
  • 記録をもとに話せる会議の実施

これは、動画内で「属人化を超える組織づくり」として話した大きなテーマです。

制度改定は「追い風」にもなる

「改定が怖い」と思う方も多いかもしれません。

ですが、本当に真摯に支援に取り組んできた事業所にとっては、むしろ追い風です。


正しく記録し、伝える力を持ち、チームで支援に向き合う。

そんな事業所は、今後間違いなく加算や制度上、優遇されるようになっていくでしょう。

場合によっては、増収増益にもつながっていくと予測されます。

まとめ|時代は変わる、事業所はどうだ?

令和9年の本格改定まで、まだ1年あります。

今のうちに支援の質を見直し、言語化・記録・組織体制を整えることが、選ばれ続ける事業所になるための唯一の道です。

再度動画をご案内します。

このブログとあわせて、ぜひ動画もご覧いただき、現場でどう行動に移すかを考えるきっかけにしていただければと思います。


私自身、これまで療育サポート事業において、たくさんの事業所様と向き合ってきて、「正しいことをしているのに、それが伝わらない」「やるべきことは分かるけれど、組織として進められない」そんな声を数多く聞いてきました。

制度は変わります。

だからこそ、本当に大事なのは「やり方を変える」だけではなく「事業所としてどうあるべきか」を決めることなのかもしれません。

サポートサービスのご案内

弊社では、よりより療育を提供したいとお考えの事業所様に対し、日々の支援での困りごとへの助言から事業所としての戦略、チームづくり、記録指導、スタッフ育成まで現場目線に寄り添ったサポートを行っています。

もしも「次の一手」に迷う場面があれば、お気軽にご相談ください。

▶ 詳細・ご相談はこちら:https://illuminate-kobe.co.jp/ryouiku-consulting/