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【療育事業所のWEB戦略のコツ】ブログサービスはどこを使っていますか?ポータルサイト?無料ブログ?自社サイト?最も利用につながるのは・・・。

ホームページは顔。ブログは性格。

人に例えるなら、事業所のホームページは「顔」。ブログは「性格」

利用者アンケートの結果を掲載する必要があるため、ほぼすべての事業所様は、ホームページを持っていると思います。

中には、「アンケートの掲載だけ」のために、ホームページを運営しているというところもあるかもしれませんが、100%近くは「運営日や時間」「場所」「サービス内容」などの情報を掲載されていると思います。


そういった情報とは別に、ブログも並行して運営されている事業所様もあると思います。


ホームページとブログは、似て非なるもの。

人に例えるなら、ホームページは「顔」で、ブログは「性格」です。

顔は出会った瞬間に判断することができます。

ですが、性格はじっくりと時間をかけることで、見えてきます。そして性格は「信頼」にもつながります。

見た目(ホームページのデザイン)に時間やお金をかけることもいいですが、やはり大切なのは「性格」です。


その意味では、じっくりとブログを(時間をかけて)育てていくことが、信頼される療育事業所作りには大切な要素です。

ブログ運営は、見学に申し込みにつなげることが最大の目的

見学申込につなげることがブログ運営の最大の目的

なぜ、療育事業所がブログを運営するのか。

それは、「見学申し込みにつなげる」ためですよね。

利用促進ができないブログは、単なる日記ブログになってしまいますので、ブログを読んだ方に「ぜひ、ここに通いたい!」と思っていただく仕掛けが必要です。

そのためには、単にブログ記事を更新するのではなく、目的と戦略を持ってブログを構築していくことが大切になります。

また、多くの事業所様が「日々の活動日記」といったブログ運営をされていますので、貴所が戦略的に運営していくだけで、他事業所様との差別化ができあがります。


また、理念やオーナーの想いを丁寧に綴っていくことで読者(貴所に関心を持っている人)が、ファンになってくれます。

どこのブログサービスを使う?3つの方法のメリット・デメリット

ところで、自社でブログを書いていく際に、「どこのブログサービスを使うのが良いか分からない」ということがあると思います。

ここでは、①ポータルサイトに登録して書く、 ②無料ブログサービスを使う、③自社サイト(ホームページと同じドメイン)の3つの方法と、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

①ポータルサイトに登録してブログを書くメリット・デメリット

ポータルサイトは運営が楽な反面、リスクも

ポータルサイトとは、情報を集約したサイトです。具体的には「LITALICO発達ナビ」などがそれにあたります。

事業所登録を行うことで「自社事業所概要ページ」や「ブログページ」「お問い合わせページ」などをそこで作ることができます。

メリット

  • 登録するだけで、すぐに自社ブログを書くことができる。
  • ポータルサイトに登録することで、事業所利用を考えている方に自社を検索してもらいやすくなるため、比較的お問い合わせにつながりやすい。
  • オプション料金を支払うことで、サイト内で上位表示させることができる(目立つ)。

デメリット

  • 費用(多くの場合月額費用)がかかる。
  • 他所との差別化が図りにくい。
  • ポータルサイトに依存する形になる(月額費用の値上げ・機能変更等にも従わざるを得ない)

②無料ブログを使うメリット・デメリット

現時点で無料ブログを選ぶ理由はまずありません

無料ブログサービスは、登録するだけで誰でもすぐにブログを開設することができます。ポータルサイトと違って、費用もかからず、自分でブログシステムを作る必要がありません。その反面、ポータルサイト同様に、サービス提供側の方針変更などがあれば、従わざるをえない、無料サービスが故にサービスそのものが終了してしまう、などのリスクがあります。

また、集客(お問い合わせにつなげる)効果は、3つのうちで最も低いです(ホームページとブログが完全に分かれているからです)。

メリット

  • 登録するだけで、すぐに自社ブログを書くことができる。

デメリット

  • お問い合わせ自体にはつながりにくい(集客効果は、まずない)
  • サービス打ち切りがあると、これまでのブログはすべて消えてしまう(移転できない無料ブログサービスが多い)

③自社サイト(ドメイン)でブログを書くメリット・デメリット

ワードプレスでブログを更新するのが最もお勧めです

自社ホームページを作成している(または代行業者に作成してもらった)場合、そこに組み込まれているブログページに記事を書いていく方法です。

一からホームページを作るとなると、専門的知識等が必要になりますが、すでにホームページを代行して作ってもらっている場合は、その中にあるブログページにどんどんと記事を書いていくだけで運営できます。

記事を増やせば増やすほど、ホームページとブログがつながるため、ブログ記事からホームページを見てもらう、ホームページに来た人がブログを読む、などの連携が行いやすくなり、最もお問い合わせにつながりやすいです。

メリット

  • ホームページとブログが同じドメイン(アドレス)のため、双方に好影響がある。
  • 記事を書いていけばいくほど、ホームページが検索上位に表示されやすくなる。
  • ポータルサイトや無料ブログと違って、事業所の資産として残る。

デメリット

  • ホームページを一から構築するには、専門的知識が必要。
  • 間違ってホームページを削除すると、ブログ記事も消えてしまう。
  • 業者にホームページ作成を依頼すると、費用がかかる(安く抑えるコツは別途ご紹介)。

【結論】情報の蓄積と利用につながるのは、自社サイトのブログ

それぞれにメリット・デメリットがありますが、「利用率をあげるためのブログ運営」「お問い合わせを増やすためのブログ運営」の観点から言うと以下のお勧め順となります。

  1. 自社ホームページ・ブログ
  2. ポータルサイト
  3. 無料ブログ

中でも、3番目の無料ブログサービスは、利用率アップやお問い合わせ増には、効果がない方法ですので、現在アメーバブログなどの無料ブログサービスを使っておられる場合は、乗り換えも考えましょう。

資金が潤沢にある場合は、②のポータルサイトを活用するのも良いと思いますが、サービス提供側の方針によって変更を強いられることもあるため、そのリスクは理解しておくべきでしょう。


自社ホームページでの発信は、情報発信した内容が貴所の資産となるだけでなく、オリジナリティを出しやすくなるため、他所との差別化を行いやすくなるというメリットもあります。

また、サイト内ですべて完結するため、お問い合わせページに最もつながりやすと言えるでしょう。


最後に、どこのブログサービスを使うかと同じくらいに重要なポイントについて、ご紹介します。


それは、「どのような内容の記事を書くか」です。


保護者の方の知識や検索力は、どんどん高まっています。

もちろん、ブログ内容もしっかりと吟味した上で見学申し込みをするかどうかを決める場合もあります。


その観点でいうと、「見学に行ってみたい」と感じていただけるブログ内容であることがポイントです。

これについては、また別の記事でご紹介します。